人が神々の子孫なら
その血には神の力が秘められている
今は薄く、広がり、散っていたとしても…
20XX年某月。
各地でなぞの失踪事件が多発していた。
失踪した者に共通していたのは、
その少し前から毎晩不思議な夢を見ていた、という一点だけであった
警察の捜査は難航している…かに見えた。
この事件に関し、警察の動きは鈍かった。
・・・いや・・・
捜査は形式的に行われているにすぎなかった。
内閣府情報局特殊諜報部作戦課。
通称ブルーブラッズ。
最新の軍用戦闘装備
そして…自らの「能力」
それを自在にを駆使する彼らこそ・・・
この事件を真に担当する機関であった。
人は…いや人の一部は、次々と「目覚め」はじめていた。
人の血に薄く拡散していた神々の血が鼓動を始め、忘れられた記憶をよみがらせる。
そう――人々は失踪していたのではない。
「真の姿」へと、覚醒していたのである。
ノーブリス…異形と「能力」の者たち。
彼らは、覚醒した人々たちを
完全体としてより自律した…「高き存在」へと導き・・・
「神々の世界」を築こうとしていた。
ブルーブラッズとノーブリス…
人類の未来をめぐり、ぶつかり合う二つの力…。
そして、陣野リョウジと九重コト…
二人の若者の運命も、その渦へと巻き込まれてゆく。